キャスト/スタッフ

キャスト
タニア・スクイッラーリオ[Tania Squillario]   ドーリア・マンフレーディ(メイド)
リッカルド・ジョシュア・モレッティ[Riccardo Joshua Moretti]   ジャコモ・プッチーニ
ジョバンナ・ダッディ[Giovanna Daddi]   エルヴィーラ(プッチーニの妻)
デボラ・マティエロ[Debora Mattiello]   フォスカ(エルヴィーラの娘)
フェデリカ・ケッツィ[Federica Chezzi]   ジュリア・マンフレーディ(ドーリアの従姉妹)
スタッフ
監督・原案・脚本・美術   パオロ・ベンヴェヌーティ[Paolo Benvenuti]
共同監督・原案・脚本・音楽コーディネーター   パオラ・バローニ[Paola Baroni]
撮影 ジョヴァンニ・バッティスタ・マッラス   ジョヴァンニ・バッティスタ・マッラス[Giovanni Battista Marras]
音響デザイン   ミルコ・メンカッチ[Mirco Mencacci]
制作   ジャンパオロ・スミラリャ[Gianpaolo Smiraglia]

キャスト

リッカルド・ジョシュア・モレッティ Riccardo Joshua Moretti[ジャコモ・プッチーニ]

1951年イタリア・トスカーナ地方のポンテデーラ生まれ。作曲家、指揮者として、イタリアのみならず世界を舞台に活躍中。地元の音楽院に学んだのち、ガエターノ・ジャーニ・ルポリーニについて作曲を、カルロ・マリア・ジュリーニについて指揮法を学ぶ。ニューヨーク管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団などで指揮し、地元トスカーナに若者たちによるオーケストラを設立したりと、広く活躍。また、現在はボリショイ劇場管弦楽団の芸術監督として辣腕をふるう。これに並行して、イタリアのRAIテレビの番組のためにスコアを提供し、リンゼイ・ケンプのために曲を書いているほか、生前に親交のあったニーノ・ロータにオマージュを捧げたCDをリリースするなど、多方面にわたる活躍を見せ、プリーモ・ジロルディーニの映画『Nel cuore della notte』(02)にもスコアを提供。
映画への出演はもちろんこれが初めてとなるが、友人であるベンヴェヌーティの要請を受けて、プッチーニの面影を宿しつつ、堂々とした演技を披露している。

スタッフ

パオロ・ベンヴェヌーティ Paolo Benvenuti [監督]

 1946年1月30日イタリア・トスカーナ地方のピサに生まれる。 少年時代は画家を目指し、フィレンツェの美術師範学校に学ぶ。卒業後、さらにフィレンツェ美術学校で学ぶが、'66年の大洪水のため中断。'68年頃からアヴァンギャルド映画に傾倒するとともに、ドキュメンタリー映画の制作に手を染めるようになる。'71年のドキュメンタリー作品『Del Monte Pisano』が認められ、翌'72年にはイタリアのテレビ局RAIのために中編ドキュメンタリー『Medea, un maggio di Pietro Frediani』を撮る。これはのちにベルリン映画祭のフォーラム部門で上映され評判となった。また、この同じ年、ロベルト・ロッセリーニ作品の現場に参加、その薫陶を受け、ロッセリーニ映画の方法論に魅了されたという。これをきっかけに歴史とその探究に目覚め、15世紀末のピサとフィレンツェ地方の古文書の研究に没頭。やがてこれは最初の長編ドキュメンタリー作品『Frammento di cronaca volgare』(74)として結実する。さらに'75年には、ジャン=マリー・ストローブ&ダニエール・ユイレの『モーゼとアロン』の撮影に参加し、ふたりからも多大な影響を受ける。現代映画を代表する名匠たちの現場を経験して刺激を受ける一方、'82年に故郷ピサにシネクラブ、アルセナーレを結成し、さまざまな試みを始める。そして'88年、最初の長編映画「ユダの接吻」を発表。すぐさまヴェネチア映画祭で上映され、大きな注目を集める。これ以降、'92年に『Confortrio』、'96年に『Tiburzi』、2000年にロカルノ映画祭で若き審査員賞を受賞した「魔女ゴスタンツァ」を、そして'03年にはヴェネチア映画祭を騒がせた『Segreti di stato』を発表と、着実にその歩みを続ける。
  ベンヴェヌーティの方法論は、歴史を精査することによって明らかとなる人物と事物をていねいに描き留めることにある。ロッセリーニのドキュメンタルな方法論と、ストローブ=ユイレの空間のなかに歴史の時間を呼び戻すような方法論をもとにしながらも、歴史の真実をイメージのなかにイメージによってよみがえらせようとする彼の仕事は、他に例類を見ないものであり、孤高の映画作家と呼ぶにふさわしい。現在、ヴィアレッジョ近郊に創設した映画学校〈イントレランス〉を運営し、生徒たちとともに映画制作を行う。なお、本作では、妻であり長年の協力者でもあるパオラ・バローニが共同監督としてクレジットされている。
公式サイト:digilander.libero.it/paolobenvenuti/
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